2021年1月7日木曜日

生産系マスタ登録から、原価積上げまでの実施記録

■生産系マスタ登録から原価積上げまで

作業手順 CA01

 ※PRT 治具なし

 ※変動部分(機械時間、作業時間)に対しては、基準数量単位を10とかにして実質少数入力とする。段取り時間には影響しない


 テーブル:MAPL:品目と作業手順の紐づけ

      PLKZ:作業手順メインヘッダ

      PLKO:作業手順ヘッダ

      PLPO:作業・活動

      PLFL:作業手順順序


活動タイプ  KL01

 KL13:活動タイプ一覧照会

  管理領域単位で全活動タイプの一覧を表示できる

 KL14:活動タイプ削除


 テーブル:CSLA:活動タイプ

      CSLT:活動タイプテキスト

      CSKA:原価要素、

      CSKS:原価センタ

      TKA01:管理領域

      TKA02:管理領域割当


活動タイプ価格登録:KP26


作業区 CR01

 テーブル:CRHD:作業区ヘッダ

      CRCA:作業区能力割当

      CRCO:作業区原価センタ割当

      CRTX:作業区テキスト

      KAKO:能力ヘッダ

      KAPE:割当単位能力

      KAKT:能力テキスト


BOM登録 CS01

 CS12:多段階BOM照会

 CS15:使用先照会

 

 テーブル:MAST:品目とBOMの紐づけ

      STKO:BOMヘッダー

      STPO:BOM明細

      V_MAST_STPO:ビュー(用途=5だけになっている?)


原価見積 CK11N, CK40N

 CK11N => CK24, CK40N

 ※CK11Nでの保存は何回もできる。ここで保存しても、

 原価計算2ビューには何も影響なし。(予定原価関連は変わらない)。

 CK24でマークやリリースする

 

 テーブル:KALA:原価計算実行 一般データ/パラメータ、

      KALV:原価計算実行 バリアント

      KEKO:原価積上ヘッダー

    上記のテーブルはCK40Nの履歴やパラメータの保存テーブル(KA**がその関連)

   

  ☆KEKO

    原価積上げヘッダーデータ

    原価積上げの履歴やステータスが見れる。値は見れないのでCKISで見る(マークされたものだけ、CK11Nのは見れない)

   CKIS

    原価積上げの値(リリースしたもの)

   KEPH

    原価積上げ構成ごとの詳細値


 トランザクションコード

  S_P99_41000111

   CK11NやCK40Nで保存したデータを検索できる。


 一番下のウィンドウ(CK13N)

  明細化

   作業手順ひとつずつや材料ごとの直接費や間接費が1レコードずつ表示される。

   列をすべて表示すれば、作業手順番号や作業時間や品目なども表示できる。

  原価構成

   直接材料費、機械時間、段取り時間、間接費などの構成費ごとの合計額を表示できる。

   OKTZにより、どの原価要素をどの小計に含めるかを定義する。


ck24でマーク、リリース

 リリースするかマークするかは上のマーク/リリース切り替えボタンで設定する

 その後にリリースボタンでリリースする。

 ※マーク許可ボタンは、組織と年度であらかじめマーク許可の設定が必要なためその時に使う


原価積上げステータス(1文字目のSが選択、Kが原価積上げ保存、Vがマーク、Fがリリース、2文字目はエラーなし、エラーあり)

 ER 未処理

 SE エラーなしで選択済

 SF エラーありで選択済

 KA エラーなしで原価積上済

 KF エラーありで原価積上済

 VO エラーなしでマーク済

 VF エラーありでマーク済

 FR エラーなしでリリース済

 FF エラーありでリリース済

 FM 品目元帳決済によるリリース



■TIPS(その他)

原価計算バリアント OKKN

 原価計算、評価バリアント、日付管理、数量構成などから構成される

 ※PPC1が標準、バージョンは1でいい

 ※OKKNで詳細設定する。(製品原価管理=>製品原価計画=>品目原価見積(数量構成あり)=>定義:原価計算バリアント

 

評価バリアント OKK4

 原価計算バリアントの設定の一部

 ここでの設定によって、品目の原価や外注時の原価がどの項目から設定されるかが決まる

 (品目は標準原価からか予定原価(将来)からか移動平均原価からかなど順序、外注単価は購買情報を使うかや間接費などの設定)

 ※001がPPC1には設定されている。

 OKK4で詳細設定する

 

原価構成レイアウト(Cost Component Structure)

 OKTZ

 原材料費とか労務費とか製造費とか、原価見積の明細で出てくる原価要素を定義する。

 またそれに紐づく勘定コード表と原価要素の範囲も定義する

 ここでの設定で、CK11Nで見れる構成が決まってくる。

 

原価計算表 KZS2 (Costing Sheet)

 間接費の設定など


CKR1

 原価見積のキャンセルができる

 マーク、リリースしているものはできない。

 CK44Nでヘッダーも削除しておく必要がある。(KALAのデータ)

 


予定原価

 CK40Nで原価見積完了後(マーク完了)、予定原価(将来)にその原価がセットされた。

 標準原価には設定されず。(原材料の予定原価にもセットされた)

 承認(リリース)すると、この入力価格が、現計画原価や現 標準原価にセットされる。

 現計画原価は原価見積したときにだけ更新される。標準原価はマニュアル更新も可能。

 期間中に標準原価がマニュアルで変更された場合、すべての品目在庫が新しい標準原価によって再評価されます。

 


指図原価

 段取り時間は、指図数量に比例しない。

 機械時間や人時間は、指図数量に比例する。



Group Counter

 作業手順は、グループとグループカウンターで一意になる。(PLKO)

  PLKOのキーは、クライアント、タスクリストタイプ、グループキー、グループカウンター、内部カウンタ

 グループは、品目を1グループに設定したり、プラントを1グループとしたりする。

 品目で1グループとすれば、実質上、品目ごとに作業手順が発生することとなる。

 


OP8B

 作業手順の初期値や番号範囲の設定

 前回ユーザ入力のグループキーを初期値にしたりできる。


OKEQ

 一般バージョン定義。

 バージョンに対する管理領域の会計年度を設定



■発生したエラーと対処記録

 標準原価がその年度で登録されていないとエラーになる(指図も作成すると原価エラー)

  CK11N, CK40Nで登録


 品目元帳通貨は変更されました。c+039

  現在品目元帳に対して設定されている通貨と評価レベル 1000 に対して設定された通貨タイプが、データ変換 (本稼動開始) に際して設定されたものとは異なります

  OMX1

   管理領域と会社コードごとに、品目元帳の有効化と種類(シングル、マルチなど)を設定

  OMX2

   品目元帳通貨が会計と原価で同じ必要があるかを設定

  OMX3

   管理領域と品目元帳タイプの紐づき設定

  EC03

   管理領域の組織構造閲覧

   ★テーブル:TKA01,TKA02


 ★管理領域1000の通貨がEURO、会社コード1000の通貨がUSD、OMX2でFI,COの通貨が同じであるように設定している。

  OMX3で管理領域1000の品目元帳タイプを0000から1010に変更

  

 ☆プラント1000は不整合なので、プラント3000の品目で実施する

  V_MARA_MAKT_MARCでROHを検索。CS15で多段階ビューで半製品を検索


 KS064

  ☆原価要素の有効期間内に、活動タイプの有効期間が入らなければならない?

 

 GP626 バージョン 0 は会計年度 2021 用に定義されていません

  OKEQでバージョン0に対する管理領域の会計年度を設定

 

 CK465 価格を品目/ロット Z_ROH02 プラント 3000 用に設定できませんでした

 CK240 原価構成分割がゼロの値で原価計算されました

  OKK4で評価バリアントの設定する

  PPC1の評価バリアント001がデフォルト値と違っていた。

 ★標準のものを参考にして設定しなおし。品目評価の順序は、予定原価1、標準原価、移動平均原価とした。

  

 CK239

  原価要素 655110 が原価構成に割り当てられていません

   OKTZ 原価構成レイアウト変更

     割当: 組織単位 - 原価構成レイアウト

      該当の原価計算バリアントに対して、レイアウト01を割り当てる。

     原価構成レイアウト01

      有効化チェック

      

   上はできていた。間接費の原価計算表PP-PC1の製造間接費の原価要素655110が原価構成レイアウトになかった。

   655110=>655100に変更して原価構成レイアウトにあるものを使用した。


 CK037

  ロットサイズ 1 ST は原価計算ビューから取り込まれました

   MRP1ビューと原価計算2ビューにロットサイズはある。

   原価見積では、原価計算ビューが使われますよという情報がでているだけ?

   MRP1ビューのはMRPで使われる


 CK701 マークの権限がない?

  MMPVで品目締め実行。マイナス在庫許可。


 CO070

  品目 Z_HALB02 の作業計画データが更新されていません

   作業計画ビューの拡張が必要


2020年8月23日日曜日

SAP FI 基本メモ 20200823

 <概要>

■仕訳入力画面の種類

転記キーを40(借り方)と50(貸方)の基本的なものを使って仕訳を登録するFB50と

仕入先の転記キー=31を基本に登録するFB60

得意先の転記キー=01を基本に登録するFB70がある。


また、転記キーを指定しながら入力できるF-02がある。

F-02は、FB01のバリアントである。


■転記キー

転記キーにより勘定科目コードに、

勘定科目を入力するか、仕入先を入力するか、得意先を入力するか、品目を入力するかなどが決まる。


勘定科目の項目には、仕入先や得意先なども入力できる。

仕入先を入力すると、仕入先の統制勘定が実際に使われる勘定科目となる。

場合によっては伝票明細で、変更することも可能。


■勘定明細と勘定残高

勘定明細と勘定残高の2つの画面がある。


勘定明細とは、伝票明細のこと。

たとえば、FBL1Nでは、仕入先ごとの伝票の一覧と明細をみることができる。


勘定残高とは、会計期間ごとの勘定の残高のことである。

通常は各月ごとの勘定残高で、この残高行から伝票明細へジャンプすることもできる。


■銀行支払い転記

F-53

銀行預金から支払って消込する画面


銀行データのところに どこから支払うかの勘定コードとこれから登録する支払額を入力する。

未消込明細選択のところで、消し込む仕入先勘定を指定する。


入金済み金額

 前画面で入力した値。登録する支払額のこと

割当済み

 上の明細をダブルクリックするとその明細が割り当てられる

 もう一度ダブルクリックすると解除される


差額転記

 差額があるときは、ここに差額を入力する

 次の画面でその差額に対する感情を入力する


■財務諸表

F.01

 財務諸表を表示する画面

 

 財務諸表バージョン

  資産の勘定科目がどの範囲かとかを定義する

  OB58で設定する


============================================

FBL3N

 勘定コード明細照会

  勘定科目に対する会計伝票を照会する

FAGLB03

 勘定残高

  勘定科目の会計期間残高


FB50

 経費入力

  仕訳の直接入力画面

FB60

 仕入れ入力

  仕訳の直接入力画面

FB70

 売上入力

  仕訳の直接入力画面


FK10N

 仕入れ残高照会

  仕入先ごとの会計期間残高

FBL1N

 仕入れ明細照会

  仕入先ごとの仕訳伝票を照会する

 

F-53

 銀行支払い入力

 購入したものに対して支払いの入力

 仕入伝票の消込


F-02

 転記キーを使ったGL仕訳入力

 FB01のバリアントプログラムで基本的に同じ

  デフォルトで伝票タイプ=SA、転記キー=40が選択されているぐらい


  転記キーが決まると

   勘定タイプと

    得意先、仕入先、GL勘定コード、資産、品目

   借り方貸方が決まる


F1ヘルプのカスタマイズボタンでIMGのどのメニューか探せる

 伝票タイプをどこで設定するか探す場合など


生産系マスタ登録から、原価積上げまでの実施記録

■生産系マスタ登録から原価積上げまで 作業手順 CA01  ※PRT 治具なし  ※変動部分(機械時間、作業時間)に対しては、基準数量単位を10とかにして実質少数入力とする。段取り時間には影響しない  テーブル:MAPL:品目と作業手順の紐づけ       PLKZ:作業手順メイ...